鼻声は上達のチャンス？

TOP > 音楽コラム > 鼻声は上達のチャンス？

鼻声は歌が上手になるチャンス

「今日は鼻声で思うように声が出ないと思うんですけど・・・」と肩を落としてレッスンに来られる方、よくいらっしゃいます。鼻炎や花粉症、鼻風邪、いずれも鼻声のときは声が通りずらいので厄介ですね。
でもそんなときはピンチ！ではなく、歌が上手くなるチャンス！でもあります。（炎症ではなく、歌声や話し声が鼻声になっている方の原因や改善方法はこちらのコラムをご覧ください。）

鼻声のときは副鼻腔が炎症を起こしているため、鼻の付け根辺りに違和感があったり重く感じたりしませんか。
この副鼻腔に声を響かせることができると、とても良い声になり、喉に負担をかけることなく歌うことができます。

なぜ副鼻腔に声を響かせると良いのか

音は共鳴することによって響きが増して大きな良い音になります。共鳴させるためには空間が必要です。
声の場合、身体にいくつかある共鳴腔の一つに副鼻腔という空洞があります。

普段、良いポジションでハミングができていればその空洞を感じることができますが、悪いポジションでハミングをしてしまっていると感じることができません。
しかし、鼻声になっているときは副鼻腔に違和感があるため、副鼻腔を意識しやすくなり、声を響かせやすくなるのです。

鼻声になって肩を落としてレッスンに来られた生徒さんも、帰りには「まさかこんなに歌えるとは思わなかったです！レッスンに来てよかった！」と喜んで帰られています。
鼻声のときは「ピンチ」と落ち込まずに、これは歌が上手になる「チャンス」とむしろ練習してみてください。きっと「あっ、ここか・・・！」と感じるところが見つかるはずです。

＊ご注意ください。喉が痛かったり、カサカサしていたり、喉に何らかの違和感があるときは、良い結果になりませんので練習は控えるようにしましょう。

レッスンを体験しましょう

物事を始めるときには期待と不安が入り混じります。上達がわかる的確なレッスンを、まずは一度お試しください。お電話 ( ０５０－３７４３－９５９０ ) でも受けつけています。

お試しレッスンを申込む ⇨

当教室のレッスンはすべてオーダーメイド

独自開発した指導法と、一人ひとりの生徒にあった最適なレッスンを提供することで、最短距離で音を生まれ変わらせています。東京藝術大学や国立音楽大学、東京音楽大学、劇団四季など難易度が高いとされる試験に合格者を多数輩出しています。
個人レッスンですので、決められたカリキュラムをなぞることはありません。子どもから大人まで、初心者からプロまで、一人ひとりの生徒の目的や状況、レベルと向き合い、見極め、なりたい姿や立ちたいステージに最適なヴォイスメイクやピアノレッスンをオーダーメイドで作り上げています。このオーダーメイドレッスンによって本来持っている力を表に出す（＝正しく表現する）ことで、必ず、あなたの音を生まれ変わらせます。